40代DINKsが目指す!アーリーリタイアに必要な資金や注意点とは?

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DINKSは生活に余裕がある分、お金を使いすぎている。

疲れていて自炊が面倒になり外食。
ストレスからの衝動買い。
何も考えずに使いすぎているとお金は貯まっていきません。

アーリーリタイア(※FIRE)するためには資金計画とリタイア後にどんな生活をするのかを整理してみました。

※FIREとは?
『Financial Independence, Retire Early』の頭文字を取ったもので経済的に自立して早期退職するという意味で4つの自由(経済の自由・場所の自由・行動の自由・時間の自由)を手に入れた状態のこと。

5分で読めます。

目次

DINKsがアーリーリタイアするための資金計画

DINKsにありがちな、お金の管理が別々はNGです。
お互いの資産がわかりにくくなり、思ったよりも貯まっていないことも。
『目標設定』して『一緒に管理』することで、資金計画はスムーズに進みます。

DINKsはゼロで死ね。
子どもに資産を残すことを考えなくてもいいので、死ぬときまでに自分の資産は使い果たすつもりで計画していきましょう。

いくら必要なのか?資金計画を考える

リタイア時に必要な資金の計算方法は下記の計算式で出すことができます。

必要金額=自身の1年の支出×25年分

※年利4%のリターンで算出

※トリニティスタディの調査結果が基本的な考え方になっている。
1998年に発表されたアメリカ国のトリニティ大学での研究の金融理論で、金融資産の取り崩し額と資産維持期間の関係の調査結果こと。
金融資産を4%で切り崩しても、30年後にも資産の95%が残るという研究結果がある。

アーリーリタイアにも3つのフェーズがあり、それぞれのフェーズでの資金計画が必要になります。
(※例:55歳で3000万円を持ってリタイア。月の生活費を25万円として試算)

セミリタイア期

まだ若く体力的にも余裕があり、軽く仕事をしながら生活をする時期。

完全に働くのを止めるのではなく、ストレスから開放された仕事もしていくことで、リタイアの時期を早めることができます。


例:55歳~60歳
夫婦がそれぞれ仕事で8万円/月を稼ぎ、10万円/月を投資のリターンで補う。
(3000万円を4%で運用すると年間120万円なので資産は減らない)
旅行など大きな出費がある時は、仕事の量を増やして対応する。

完全リタイア期

仕事を引退したが、年金受給前で資産だけで生活している時期。

65歳の年金受給までの時期で、この時期は一番資産が必要な時期。


例:60歳~65歳
60歳から5年間は試算を減らしていく。
3000万円を4%で運用しつつ年間300万円(25万円×12ヶ月)を切り崩すと、65才時点の資産は約1800万円まで減る。

年金受給期

年金を受給しながら、資産を取り崩していく時期。

年金+資産で生活をし、加齢とともに資産を減らしていく時期。


例:65歳~
夫婦の年金が20万円/月(仮)+運用資金6万円/月(1800万円の4%)で生活しても資産は減らず、死ぬまでに使い切れない資産になる。

『注:年金の受給を70歳まで遅らすことで、年金額は約40%増加で死ぬまで貰うことができる。(男性の平均年収で40年支払った年金額は年間約180万円×1.4倍なので250万円になる。)資産に余裕のある場合には受給を遅らせたほうがゼロで死ぬことに近づける。』

55歳までに住宅ローンを完済させ、3000万円を貯めることは決して遠すぎる目標ではないと思います。
(※実際は投資には税金20%もかかりますので余裕を持って計画していきましょう。)
早期退職による退職金の上乗せ等もあると、アーリーリタイアを検討してもいい歳ではないでしょうか?
夫婦2人で長年働いてきたのなら、退職金だけで達成してしまうかもしれませんね。

投資は日本人の20%しか行っていませんが、資産形成には必須です。
面白みはありませんが、米インデックス株をコツコツ積み立てることで老後の資産運用は楽になります。

「そんなに待ってらんねーよ」って方は副業で稼いで加速させていきましょう。

\収入源はいくつあってもいい!/

アーリーリタイア後の生活費の管理は?

リタイアして無職になっても健康保険の支払は続きます。
しかも、会社負担がなくなり自己負担。
前年度の所得に応じて支払うので、リタイア翌年の支払額は多くなります。
収入がゼロでも年間の支払いは夫婦二人で3万円強はかかることを憶えておきましょう。

2人だと生活費の出費は調整することができます。
投資のリターンの多い時期は、ちょっと贅沢をし、少ない時期には質素な生活で暮らすなどの工夫をすることも必要です。

アーリーリタイア後の資産の管理は?

会社員の時には気にしていなかった、クレジットカードの審査も通らないことも。
借金の信用は落ちるので、車のローンなど高額なものを購入する時にはローンが組めない可能性もあります。

投資の4%ルールが基本的な考え方になっていますが、投資ですので暴落時期は必ず訪れます。
その時には取り崩す額を調整していきましょう。

やりたいことは何?アーリーリタイア後の過ごし方を考える

リタイア後の生活を計画しておきましょう。
やりたいことや目的がないと毎日を退屈に過ごしてしまい、”仕事をしていた方が良かったと”なってしまえば意味がありません。

『死ぬまでにやりたことは?』
この質問に答えられないのなら、無理にリタイアを目指す必要もないのではないでしょうか?

時間の管理が自由

夫婦共通の趣味があるといいかもしれません。

一度、夫婦で個人でやりたいことを書き出してみてリタイア後の生活を夫婦で話し合って見ましょう。

ただ、ダラダラと過ごしてしまいアーリーリタイアしたことを後悔しないように、時間管理も計画的に!

リタイア後にどこに住むのか?

田舎暮らしでのんびりと過ごすのか?
便利な都会で過ごすのか?
物価の安い海外に移住するのか?
年金の受給前のセミリアイア期には物価の安い海外、年金受給が始まり元気な時期には田舎暮らし、健康に不安の出る歳になると都会暮らしが理想でしょうか。

賃貸派か持ち家派か?
のような永遠と言えるテーマにも関係してきますが、リタイア後は仕事に縛られないので、好きなところに住めます。

結婚当初からDINKsで生きていくことを決めているのなら”賃貸派”方がリタイア後の住居の選択はしやすいです。
持ち家ですと、リタイア後に住む場所を選ぶ時に売却という手間が発生します。
購入時よりも高く売れることもありますが、売却でローンが残らないように計画が必要です。

社会との繋がりがなくなる

煩わしさはなくなりますが、社会との繋がりがなくなると物足りなく感じることも。

積極的にボランティアなどの社会活動に参加することで、残りの人生に意味を見いだせるかもしれませんね。

無意味な人生に意味を与えよ
嫌われる勇気-アドラーの教え

最後に|40代DINKsが目指す!アーリーリタイアに必要な資金や注意点とは?

最期

DINKSが貯めた資産を死ぬまでに使い切るには計画が必要です。
多くの人は老後の不安から、貯めすぎて使い切れずに死んでいるのが現状です。
人生はもっと楽しむ必要があります。
仕事や貯金をするために、人生を捧げるのではなく”今”を楽しみながら将来にも計画的に備えていきましょう。

誰でもわかる「DIE WITH ZERO」かんたん要約

私自身、残りの人生でやりたいことを書き出してみましたが、やりたいことが減っていて驚きました。
あなたの”今”やりたいことには『賞味期限がある』ことを認識して、アーリーリタイアばかりに目を向けず”今”をしっかりと楽しむことも大事ですよ。

\収入源はいくつあってもいい!/

・Kunkunの中の人。
・ライブハウスに通い始めて20年。
・ロックフェスで飲む🍺が大好物。
・アウトドアは全般的に何でも好き。
・ねるのDINKs夫。

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