子なしの夫婦は、子育て世代の友人家庭から、
『いつも贅沢していいよね』
『子供がいないから気楽だね』
なんて言葉をかけられます。
子どもを作る、作らないは人生での重要な選択です。
今回は『うらやましい』だけじゃないDINKsならではの不安を覗き見していきましょう。
- DINKsで生きることの不安
- DINKsでは得られないもの
- DINKsへの批判への対処方法
- DINKsが仲良く生きるコツ
この記事は3分で読めますよ。
羨ましく見える?DINKsは贅沢してると思ってない?
DINKsにはこんなイメージを持ってきませんか?
・いつまでも独身気分で自由気まま。
・オシャレなレストランで外食三昧。
・旅行はいつも海外にいっている。
ちょっと派手で自由な印象を持たれますが、実情は地味です。
子育て世代の友人や同僚と比べると、お金に余裕があるのは事実ですが、決して湯水の如く使えるわけではありません。
お金は案外たまらない
基本的に食は自炊ですが、お互いにフルタイムで働いているので、疲れの溜まっているときは外食が多くなりがち。
ストレスの発散で欲しい物を大人買い。
旅行に行くと「たまにはいいよね」と言って無駄遣い。
お金に余裕のある分、金銭面にはルーズになりがちです。
老後の不安から贅沢はできない
相方に先立たれると、一気に確率の増える孤独死のリスク。
老後に頼れる人がいないので、贅沢はできません。
貯金だけじゃなく、投資も積極的に行って資産を形成していないと、将来困ることは明白です。
\収入源はいくつあってもいい!/
DINKsは勝ち組?負け組?
DINKsの家庭には子供が居ないからと言って、いつまでも恋人のような関係が続くわけではありません。
長い年月を一緒に過ごして行くことで、恋人から大事な家族に変化していきます。
勝ち組だと言う人の理由
- 時間とお金に余裕がある
- 好きなことができる
- 夫婦ともにキャリアを積み上げやすい
- いつまでも恋人気分でいられる
- アーリーリタイアを狙える
負け組だという人の理由
- 老後が不安
- 友人とは話が合わなくなる
- 離婚へのハードルが低い
- 後で欲しくなった時はもう遅い
- 幸福度が低い
DINKsが子育てを経験しないことで失っているもの
子供のいない人は、子供のいる人と比べて幸福度の振り幅が小さいと言われています。
大きな不幸に見舞われる可能性も低いのですが、幸福度の最高値も低いようです。
良くも悪くも安定していると言うことでしょう。
地域のコミュニティは子供とともにある
地域の自治会も『こども会』などの子供を中心としたイベントが多く、近所の人たちとの関係も希薄です。
特に関係が悪いわけでないのですが、長年住んでいても挨拶をする以上の関係性は築きにくいように感じます。
子連れでないと知ることができない世界
子供と一緒でないと行く機会のない場所も多くあります。
公園やテーマパーク・学校の行事・イベントなど子連れでないと関わることのないスポットもあり、生活の幅の広がりと言う意味ではDINKs家庭は世界が狭くなりがちです。
DINKsをうらやましいと思う?それぞれの幸せの形
今生きている人生。
それがあなたの人生だから、比べても意味がないように思います。
ないものねだりをしていると幸せは遠のいて行くものです。
悩みのない人はいない
自由気ままに見えるDINKsにも悩みはあります。
嫌味や妬みを言われる事もありますし、親からの「孫を抱きたい」アピールの圧が…。
「子供は?」と聞かれた時に(心のなかでは面倒だなとしか思いませんが)
いちいち真に受けて答えると絡まれることが時々あるので、私は答えのテンプレを用意しています。
「旦那が種無しなので」
と、笑って答えます。
これで突っ込んで聞いてくる人はまず居ませんよ(^o^)
- 子供を妻よりも愛せそうにないので
- 趣味とかやりたいことがまだまだ多いので
- ふたりの生活が楽しいので
- 浪費家なので…
自分なりの答えを用意しておきましょう。
自分たちの人生は自分たちで決める
子供を作った理由を尋ねる人はいませんが、子供の居ない理由を知りたがる人は多くいます。
人それぞれですので、聞かない方が正解だと思います。
DINKs妻としては、
「子供のいる人は本当に欲しかったのかな?」
「作ったことを後悔したことはないのかなぁ?」
と考えてしまいます。
立場も環境も異なるので、当然ながら『幸せのカタチ』も異なります。
自分たちで決めた人生の『幸せのカタチ』を信じていきましょう。
最後に|うらやましいDINKsと思われるために仲良く生きるコツ
DINKsがうらやましがられるのは、子育ての終わる50代頃までです。
子育てが終わると、逆にDINKs の人たちが、子持ち家庭の人を羨む時間が増えていきます。
”子はかすがい”といいますが、子供がいなくても仲良く過ごすコツは、
『一緒に居すぎない』事です。
我が家ならば、週末休みの妻と不定休の夫。
休日がいつも同じというわけではないので、
休みが重なれば一緒にお出かけする程度がちょうどいい。
お互いに別の趣味やコミュニティを持ち、依存しすぎないような距離感が心地いい。
子供部屋も必要ないので、寝室も別ですよ。
一目指しているのはダブルインカムではありません。
『お金の入ってくる財布をを多く作ってFIREする』
一緒に同じ方向を向いて頑張れるものが絆を強くします。
\収入源はいくつあってもいい!/
結婚して15年のDINKs妻。
結婚当初は子供を希望したが、不妊治療に疲れDINKsを選択。
日焼けはしたくないが外で遊びたいのでケアに余念がないアラフォー。まだまだ20代の体重をキープ中!
モットーは”we don’t overdo it”
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