一般的にお金に余裕のあるDINKsは自由になるお小遣いの額も多いのでしょうか?
アラフォーにもなると給料も増えますが、必ずしもお小遣いが多いとは限らないようです。
住宅ローンや、将来への蓄えなど決して余裕のある夫婦ばかりではありません。
子あり家庭とDINKs家庭とのお小遣い額を、お給料の管理方法と一緒に見ていきましょう。
3分で読めます。
※新生銀行「2021年サラリーマンのお小遣い調査」を参考にしています。
アラフォー夫婦の自由に使えるお金はどれくらい?|DINKsのお小遣い
独身・既婚子あり・既婚子なしや年代別でも違う毎月のお小遣い額は、一般的にどのような傾向があるのでしょうか?
新生銀行「2021年サラリーマンのお小遣い調査」を元に見ていきます。
年代別のお小遣い額とDINKsのお小遣い額
お小遣いの額を年代別で見てみると、独身者の多い世代のお小遣いは約45,000円と多くなっています。
ランチ代も込のデータですので、お弁当を持参の人は自由になるお金は多いのでしょう。
30代の女性のお小遣い額が”40,000円”超と多いのは、美容や洋服などが若い時と同じという訳にはいかない世代なのが要因だと思いますが、晩婚化で単身者が多いと予測できます。
では、DINKs家庭ではどうでしょうか?
データで見てみても予想通りになりました。
DINK夫は単身者と同等の約45,000円お小遣いを貰うことができるようです。
子供のいる家庭では約32,000円なので、1万円以上も多い結果に。
どこまでをお小遣いとするかは家庭によっても違うでしょうが、参考にはなりますね。
DINKsのお給料の管理は?どのくらい家庭に入れているの?
お給料の管理方法は4パターンにわけることができます。
- 『全額』を家庭に入れる
- 『一定額』を家庭に入れる
- 『一定額を手元に残し残り』を家庭に入れる
- 『全て自分の自由』家庭には入れていない
※マーカー色がグラフの色とリンクしています
子供の教育費が増加する30代-50代では、全額を家庭に入れる人が半数以上にのぼります。
男性と比べて女性は『全額を家庭に入れる』人の割合が小さいですね。
理由はきっと次項にあるようです。
では、DINKsの場合も見てみましょう。
子あり家庭と比べると、DINKsで『全額を家庭に入れる』人の割合は半分ほどしかいません!
自由になるお金の多い分、独身者のように遊んでいるイメージのあるDINKsを象徴するような納得のデータですね。
お小遣いを管理しているのは夫?妻?
お給料の管理パターンは4種類。
- あなたが管理し、配偶者に生活費やお小遣いを渡す
- 配偶者が管理し、あなたに生活費やお小遣いを渡す
- 配偶者と別々で管理している
- その他
※マーカー色がグラフの色とリンクしています
ほとんどの世代で『妻』が家計管理をしているのがわかります。
20代で夫の家計管理の割合が大きいのは、まだ子供がいないのが理由でしょう。
昔から家計管理は妻の務めの風潮がありますね。
ここでも、DINKs場合を見てみましょう。
『夫婦共お互いに別々に管理している』家庭が半数近く、と言う結果が出ています。
DINKs家庭では『自分の給料は自分のもの』という意識が強いようです。
お金に余裕があるので『夫婦力を合わせて…』みたいなのを感じないデータですね。
DINKsが『羨ましい』とか『ムカつく』などと言われ、妬まれる理由がわかる気がします。
自由になるお金が欲しい時には?|DINKsのお小遣い
新生銀行「2021年サラリーマンのお小遣い調査」によると、
男性会社員の1日平均の昼食代は649円。
女性会社員の1日平均の昼食代は590円。
お小遣いからランチ代を支払うとなると『月に20日出勤』で、
男性は約13,000円、
女性は約12,000円の出費です。
お小遣いからランチ代を引くと、自由になるお金はかなり少なくなってしまいます。
付き合いで行く断れない同僚と飲み会代を考えると、
「毎月足らない…」
という方もいるのではないでしょうか?
お小遣いが足りない時は…
「お小遣いが足りなくなった時にどうしますか?」
の設問に対し、一番多い答えは『使わずに我慢する』が圧倒的です。
まさに、
【武士は食わねど高楊枝】
【質素倹約】
このような日本人の得意とする習慣の表れのように感じます。
その中でも、8.2%の人は副収入でお小遣いを補填しているようです。
2020年の6.5%と比べて増えています。
自由になるお金は副収入で作れる!
20代では5人に1人、50代でも7人に1人が「副収入あり」と答えています。
副収入でお小遣いを作っている人は『何をやっている』のでしょうか?
一番多いのは、『ポイントサイト』や『アンケートサイト』で40%もの人が取り組んでいます。
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最後に我が家の場合|アラフォーDINKsのお小遣い
私の場合ですが、アラフォーDINKs家庭では『お小遣い制』ではありません。
結婚当初は、お互い月3万円のお小遣い制でしたが、
現在のお小遣いは?
と聞かれると、
『0円です』と答えています。
お小遣いの範囲が”あいまい”すぎるのが原因で、我が家ではお小遣い制度は廃止になりました。
・スマホ代は?
・美容院代は?
・ランチ代は?
・コスメ代は?
・洋服代は?
・1人で出かける時のガソリン代は?
・晩酌代は?
どこまでをお小遣いにするのかの基準って難しいと思いませんか?
発言の強い方の意見がまかり通る部分なので、不仲の原因になりそうです。
我が家では、夫婦共に給料は全額家に入れ、妻の私が管理中です。
夫には必要な時に『現金』を渡しますが、基本的には電子マネーやクレジットカードを使ってお互い決算しています。
申告制です(^_^;)
子供ナシの共働きですが、住宅ローンや将来への蓄えを考えると、税金の控除の少ないDINKs家庭でも決して余裕ではありません。
世帯収入や生活レベルの設定でもちがいますが、お小遣いの額でモメている人は、参考にしながら話し合うきっかけにして下さい。
結婚して15年のDINKs妻。
結婚当初は子供を希望したが、不妊治療に疲れDINKsを選択。
日焼けはしたくないが外で遊びたいのでケアに余念がないアラフォー。まだまだ20代の体重をキープ中!
モットーは”we don’t overdo it”
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