ここで少し費用の話をしよう。
どんな検査をして、その金額がいくらかなのかは、実際に体験してみないとわからない。
だいたいこんなものだろうと思っていた金額が、これって思ったより高いな!
思ったより安いな!これってこんなにするの?!
っとたくさんの驚きがあった。(OLなので3割負担)
術前検査時の費用|LEGH・子宮悪性腺腫
初診時の費用
まずは、初診のポリープ切除&病理検査の金額は、およそ4,200円。
はさみでチョキンと切り、採取した細胞を検査にまわすのだが、思ったより安いなという印象だ。
MRI費用
おりものが多く、MRIして子宮の状態を調べた検査費は、およそ8,500円。
造影剤をいれての検査で、胸下~骨盤あたりまでの検査でこの金額。
全身・上半身・下半身など、調べる箇所が広範囲になるほど、金額がUPするのかなと思う。
円錐切除手術費用|LEGH・子宮悪性腺腫
2泊3日の入院費
MRIの結果が芳しくなく、2泊3日の入院。
そして、円錐切除を行った。
入院費・手術費の総額は、およそ48,000円。
4人部屋のベットでこの金額、個室なら個室費が別途加算されるので、金額がUPする。
この金額も思ったよりは、安いと思った。
入院・手術を行った時の、生命保険会社に提出する診断書の金額が5,000円。
提出する書類が増えれば、その分金額は加算される。
生命保険がはじめて役にたったー
入院したら1日1万は必要かも…
円錐切除術後の検査費用
2泊3日の入院で行った円錐切除の結果がよろしくなく、子宮全摘の手術をうけることになった。
子宮以外の周りの部位の損傷がないかを確認するために行ったCT検査費、おそよ17,000円。
これは上半身の検査費なので、全身検査の場合は金額がUPすると思う。
子宮全摘手術の費用|LEGH・子宮悪性腺腫
最後に真打登場!!!
子宮全摘手術での8泊9日入院費用
いくらかかるか全く金額の予想がつかなかった子宮全摘手術・8泊9日の入院。
結果からいうと、支払金額、およそ158,000円。
なぜこの金額なのかというと、【限度額適用認定証】を利用したからだ。
限度額適用認定証
【限度額適用認定証】とは、あらかじめ協会けんぽに申請し交付を受け、会計時に窓口に提示することで、医療機関ごとにひと月の支払額が自己負担限度額までとなる制度だ。
自己負担限度額は収入によって変わる。
詳しくはこちら ※全国健康保険協会のページに飛びます。
これを利用したことにより支払金額が大幅に減額されたのだ。
【限度額適用認定証】を利用しなかった時の金額(保険診療点数から概算)は、ざっと計算したところおよそ35万円超。
事前に申請していてよかったと思った。
入院費用の内訳
ちなみにだいたいの内訳は、
・食事×回数分で13,000円
・手術入院費の自己負担額が57,000円
・残りの金額が88,000円
残りの金額というのは、個室使用料だ。
個室を使用しなければ、70,000円程度で8泊9日の入院・手術費がまかなえる。
お金の話まとめ|LEGH・子宮悪性腺腫
【限度額適用認定証】を利用せず、個室を使用した場合の金額は、おそらく50万円程度になると思われる・・・(;^ω^)
【高額療養費制度】は、医療費の全額を支払ったうえで申請し、自己負担限度額を超えた金額が払い戻しされる制度なので、
高額になりそうな時は、事前に【限度額適用認定証】を申請し取得することをおすすめします!!!
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