the HIATUS 10th Anniversary Showディスクレビュー

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ハイエイタス10th anniversary showディスクレビュー

2枚組DVDで1枚目は136分に及ぶライブ映像、2枚目は57分間のドキュメンタリー映像でバックヤードでのやり取りが収められていてる。

このボリュームで3000円台なので頭が下がる。

同封されているポスターがファンには嬉しい。(もちろんBlurayでも発売されている)

ハイエイタスはライブのチケットも安いけどDVDも安いのは凄い!!

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私がハイエイタスを始めてみたのは2010年。ELLEGARDENが活動を休止して2年後の「ANOMALY TOUR 2010」だった。

前年に行わた「Trash We’d Love Tour 2009」「Ghost In The Rain Tour 2009」は参戦できなかったのでやっと観れる!と思ったのを憶えている。

2010.09.01 Zepp Nagoyaの対バンは今をときめく「ONE OK ROCK」だったが、会場の盛り上がりは今一つだった。

今だと考えられないくらい贅沢過ぎる対バンだった

[outline]

目次

ディスクレビュー

 

2020.04.15発売
the HIATUS
10th Anniversary Show
at Tokyo International Forum
過去の映像が流れた後に10th Anniversary Showが幕を開ける。
【Ghost In The Rain】の美しいピアノで幕を開けた東京国際フォーラムのライブ。1st.アルバムの1曲目我々が最初にハイエイタスに出会った曲。10年前に初めてこの曲を聴いた時の衝撃を思い出す。編成としてはエルレにピアノを足しただけなのに「最高かよ!」だった。
2曲目からは各アルバムを代表する曲が連続で投下される。

【The Flare】
【The Ivy】
【Hunger】
【Servant】
【Thirst】
【Unhurt】

改めて聴いても名曲揃いだ。

MCでは各メンバーから感謝が述べられる。

衝撃的だった2011年6月1日発売の2nd.EP [Hatching Mayflies]の感想は「なんじゃこりゃ!?」だった。以降、音楽の方向性の舵を切ったバンドの行き先を決定づけるアルバム[A World Of Pandemonium]から【Deerhounds】でライブ再開。

【Horse Riding】
【Bonfire】
【Time Is Running Out】
ギターを持たない「マイクボーカル」の細美武士を見れるのは、彼の所属する3バンド+LOW-ATUSの中でも見れるのはハイエイタスだけだ。

MC
「DVDになって映り込むけど大丈夫?バリバリ私を撮ってみたいなのはカットするんで」
と相変わらずの毒舌だ。この毒舌が細身信者の女子にはたまらないらしく、このライブでは無かったが、毎回のようにステージから「ブス!」と言われるのを待っている。

【西門の昧爽】東日本大震災の後によく演奏されるようになったこの曲がしっとりと演奏される。

スペシャルゲストで一瀬正和(the HIATUS/MONOEYES/ASPARAGAS)が登場。
柏倉隆史とのツインドラムでの【Antibiotic】【Waiting For The Sun】を演奏。

一瀬と入れ替わりで登場したのは「The Afterglow Tour」でストリングスを担当した徳澤青弦。2012年に発売された「The Afterglow」は新しい試みだった。このDVDは始まる前のツアードキュメントだった。
元メンバー堀江博久の話題で笑いを誘った後に始まったのは【Little Odyssey】アルバムではキーボードとボーカルだけのアレンジだが、この日は弦の入ったスペシャルVer.だ。

さらに女性の弦楽器が2名紹介され、トイレに行ってたmasaを待って演奏再開。
【Tree Rings】
【Regrets】
ストリングスで厚みを増したハイエイタスもたまらない。
ストリングスありの【Insomnia】は普段のライブでは観れないので貴重だ。

弦の3人の出番が終わると、5人に戻ったハイエイタスのそれぞれから10年の思い出・感謝とこれからが語られる。みーちゃんの後ろには相変わらずのビール缶…。

masaのギターで始まる
【Storm Racers】
ステージ後ろの映像に映し出される5人の姿もかっこいい!

会場にシングアロングを発生させる
【Lone Train Running】
このセトリででライブハウスなら大量のダイバーが発生しただろうが、この日はホールなので大人のライブだ。

【紺碧の夜に】
とライブは熱量を増していくライブは最高潮を迎え本編が終了。

アンコールでは
【Twisted Maple Trees】【Firefly / Life in Technicolor】

さらにダブルアンコールに応えて登場した5人はちょっとしたMCの後、星空の演出の【Moonlight】で終演。

 

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セットリスト

2019.10.01(火)東京国際フォーラムセットリスト

Ghost In The Rain Trash We’d Love
The Flare Trash We’d Love
The Ivy ANOMALY
Hunger Our Secret Spot
Servant Our Secret Spot
Thirst Keeper Of The Flame
Unhurt Keeper Of The Flame
Deerhounds A World Of Pandemonium
Horse Riding Keeper Of The Flame
Bonfire Hands Of Gravity
Time Is Running Out Our Secret Spot
西門の昧爽 ANOMALY
Antibiotic ANOMALY
Waiting For The Sun Keeper Of The Flame
Little Odyssey Trash We’d Love
Tree Rings Hands Of Gravity
Regrets Our Secret Spot
Insomnia ANOMALY
Storm Racers Trash We’d Love
Lone Train Running Trash We’d Love
紺碧の夜に Trash We’d Love
en.
Twisted Maple Trees Trash We’d Love
Firefly / Life in Technicolor Our Secret Spot
en.2
Moonlight Our Secret Spot

アルバム6枚の中から本編21曲・アンコール2曲・ダブルアンコール1曲の2時間以上に及ぶライブだった。

1st 2009年5月27日 Trash We’d Love 7曲
2nd 2010年6月30日 ANOMALY   4曲
3rd 2011年11月23日 A World Of Pandemonium 1曲
4th 2014年3月26日 Keeper Of The Flame 4曲
5th 2016年7月6日 Hands Of Gravity 2曲
6th 2019年7月24日 Our Secret Spot 6曲

こうやって見てみると、この年発売された「Our Secret Spot」から6曲はわかるが、11曲入りの「Trash We’d Love」から7曲も演奏されている!いかにファンから愛されているアルバムなのかがココからもよくわかる大名盤だ。

最期に

贅沢を言えばあの曲が聞きたかったとか、あの曲はやらなかったのか…とかはあるがバンドが走り続けている以上、ライブで聞けなくなる曲があるのは仕方のない事だろう。

さあ、さらに10年後の5人がどんなライブをしてるのかが楽しみで仕方ない。

2019.10.01(火)東京国際フォーラム
Vo.細美武士
Gt.masasucks
Ba.ウエノコウジ
Dr.柏倉隆史
Key.伊澤一葉

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