2020はフェス全滅しそうなので、せめて今年ぎりぎりで開催されたフェスのレポートを。
2010年からblare down barriersとしてライブハウスで行われていたcoldrain主催のイベントが、大型フェス化したので行ってきました。
2020年2月1日・2日に名古屋のポートメッセでBLARE FEST.2020と名を変えての初開催となった。
初開催のフェスは行ってみないとわからない事が多いですよね。
そこで、ブレアフェスの会場で良かった点を5つ選んでみました。
・休憩スペースが十分用意されている
・トイレ待ちが少ない
・柵の配置が良い
・アルコールスプレーが多く設置されている
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動線が良い
楽しみにしてたフェスで、観たいアーティストのタイムテーブルが被って見れない・・・なんてこと多いですよね。
タイムテーブルは事前にわかるので、タイテ被りは諦めがついたとしても、動線が悪くステージ間の移動に時間がかかり、お目当てのバンドが見れないのはツライ・・・。
しかし、BLARE FEST.はAIR JAM方式の2ステージ制(FireStage-WaterStage)で、
交互に始まるステージなのでメインステージは見逃しなし。
もう一つあるステージ(ThunderStage)にもすぐに移動できるので、2万人規模のフェスにしては移動のストレスがとても少ないです。
クリスマス頃に同会場で行われる、大型フェスと比べると・・・とてもいいですね。
出演するバンドをたくさん見て欲しいという、coldrainの思いが伝わってくる会場でした。
休憩スペースが十分用意されている
寒い時期のフェスは会場によっては十分な休憩スペースが取れず、寒空の中で凍えながら食事(雨でも降ると最悪)なんて事もよくありますが・・・。
このフェスでは室内の食事スペースに十分なイスとテーブルが設置されており、大人数でなければ座れない事はほぼ皆無!でした。
半袖のTシャツに短パンで参戦してるキッズが多い同フェスで、これはホントに助かります。
ここ最近の分煙化の流れで、喫煙所は外ですので、愛煙家にはツライところでしょうか。
トイレ待ちが少ない
フェスに行くと必ずあるトイレの行列のせいで、
見たいバンドが見れない・・・
食事の時間が取れなくなった・・・
なんて事はよくある風景ですが・・・。
会場にある常設の水洗トイレが多い、さらに仮設トイレも設置されているので、ホントにトイレ待ちが少なかったです。
メインステージの後方に、施設常設のトイレがあるので、一旦会場をでなくてもトイレに行けるのはいいですね。
入場ゲート近くにも仮設のトイレが設置されていたので、入場待機中にもトイレには困りません。
(案外入場前にトイレの少ないフェスは多いですよね)
柵の配置が良い
クラウドサーファーが大量発生する同フェスでは、気になるポイントですね。
盟友のHEY-SMMITHのHAZIKETEMAZAREやSiMのDEAD POP FESTIVALのように、柵が少なめのフェスと比べれば柵は多いです。
柵が少ない→後方からモッシュピットへのアクセスが楽・自由度が高い・ダイバーが落ちやすい・安全帯で見たい人は後方必死。
柵が多い→モッシュピットにたどり着けない・人の動きが制限され自由度が低い・ダイバーは落ちにくい・安全帯で見たい人も比較的前方で見れる。
双方にメリット・デメリットがあり好みは分かれる所ですね。
下図の動線でダイバーが流れるので、ライブ開始ギリギリにステージに着いたとしても、サイドからアクセスすれば容易にモッシュピットにたどりつけます。
後方から前方のモッシュピットを目指すと、柵に引っかかりなかなか最前に行けないので注意が必要です。
アルコールスプレーが多く設置されている
会場の出入り口を中心にアルコールスプレーが用意されてました。
時期的にインフルエンザや、今年は新しい生活様式への転換年になりましたので。(この時はココまで大きくなると思ってませんでした、開催されてよかった~)
この季節にこの気遣いはかなり嬉しいポイントです!
こんなところまで気遣いのあるフェスは初めてでした。
最期に
バンド仲間たちに「やるやる詐欺のmasato君」などと言われていたようですが、始まってみれば後発のフェスだからこそ出来る気遣いや企画も多くとても楽しめました。
アーティストのパフォーマンスは言うまでもありませんが、会場の細かい所までよく練られており、coldrainからの愛が伝わるフェスでした。
来年の開催はないようですが、再来年の開催を待ってます!
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